ラストメッセージ  ~ 2年間、大変お世話になりました ~

いよいよ明日が苫前商業高校での最終勤務日となります。
4月から函館商業高校に異動することになりました。

明日は入学予定生対象の予備登校の日でもあります。
今回もHBCの取材が入ります。いつもありがとうございます。

22日の修了式および離任式では、感極まるものがあり、子どもた
ちに言葉で思いを伝えきることができませんでしたが、言葉にし
なくても、わかってもらえると信じています。

この1年! こどもたちの成長する様子は見ていて、素晴らしい
ものがひしひしと伝わりました。

あと1年または2年の高校生活において、さらに成長を遂げるこ
とを函館山から祈っております。

保護者の皆様には、本校の教育活動において、ご理解ご協力を賜
り感謝申し上げます。今後ともご理解ご協力を賜りますよう、
よろしくお願いいたします。

22日の帰りのHRが終わってから、たくさんの子どもたちが校長
室に顔を出してくれ、とても嬉しかったです。

この2年間は、子どもたちや先生方の頑張りを苫前町をはじめ、
今までお付き合いをしてきた多くの皆様に下支えしていただき、
今日を迎えることができました。
本当にありがとうございました。

本校は今年度、2次募集も含めて18名の生徒が集まりましたが、
まだ油断できない状況下にあります。

最後の最後で少し重たい話になりますが、2年連続1桁の場合、
再編の対象となることは『今日ドキッ!』の中で話しました。
昨年、「これからの高校づくりに関する指針」が改定され、
地域連携校(本校)は、5月1日現在の1年生の在籍者数が2年
連続で20名未満となった場合、地域(苫前町)と連携して、
高校の特色化・魅力化、入学者確保に取り組む集中取組期間に
留保していただくため、次年度の生徒募集などに向けて、地域
及び留萌局と連携を図り、20名の入学生が集まるまでの間、
集中取組計画案を毎年提出することになっております。
次年度の計画案の作成が、私の最後の仕事になりました。

これまで以上に、苫前町および管内からの入学者確保が重要に
なってきます。

令和6年度より町からは苫前町内の中学校の入学生向けの金銭
的支援が増えたことに加え、管外からの入学生向けの支援も増
やしていただくことができました。苫前町からの支援に感謝申
し上げます。

苫前商業高校が存続するためには、CSでの活発な討議は勿論、
本校の教育活動を正しく情報発信し、希望の進路実現が可能な
学校であることを苫前町の皆様に理解していただける日が近い
うちに来ることを切に願っております。

種はまきました!

その成果が数年後、苫前町や近隣の地域で働ける環境が整い、
地域が若者で活気あふれ、満開の”花”が咲くことをお祈りし、
わたしからのお礼の挨拶とさせていただきます。

感謝!